2010年9月20日(月)@名古屋
★ゴリラ講演会
☆講師:Tara Stoinski 先生(アトランタ動物園)
☆題目:ゴリラのオスたちと心臓
☆以下、自分用覚書
US国内で飼育されてるゴリラは、350頭。
オス:165頭、メス185頭
165頭のオスの中で、65頭(40%)が、オスだけで
暮らしている。
アトランタ動物園で飼育されているのは、23頭。
アトランタ動物園では、この22年間に17頭の赤ちゃん
ゴリラが誕生している。
[1]独身男性ゴリラの幸せの追求について
オス1頭にメス3頭の割合でグループを形成するので
オス3頭のうち、2頭は独身となってしまう。
この独身ゴリラ君たちに、いかに幸せな独身生活を
過ごしてもらうか、が、アメリカゴリラ界の現在の
最重要課題。
マウンテンゴリラのオスグループの研究結果も
参考にしながら、 科学的にオスグループの
最適な組み合わせなどを研究している。
[2]男性ゴリラの心臓病対策について
飼育下の男性ゴリラは、ごく若いうちから、心臓病で
死んでしまうことがある。ゴリラの死因の40%が心臓疾患。
<その原因>
・肥満
・遺伝
・栄養
・ストレス
<対応>:心臓病の治療の環境を整えている。
・毎日の血圧検査
・はみがき(虫歯は、心臓病に悪い影響を与えるから)
・聴診器をつかった、心臓チェック
(診察はゴリラの心臓に詳しい医者じゃないとダメ)
・食事内容の研究(特に繊維質の食べ物の種類)
??女性ゴリラは心臓病対策が必要ないのかな??
ゴリちゃんの歯磨きシーンと、血圧チェックシーンには
驚いた。ゴリちゃんが手を伸ばして、血圧計で血圧を
測ってもらってたし、
檻越しに飼育員さんに歯を磨いてもらってた。
アメリカ ゴリラ界は随分進んでる。
おわり
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