2010年8月31日火曜日

Gorilla 観察記 57:浜松

2010.08.28(土)

観察場所:浜松市動物園
観察対象:ゴリラのショウさん
環境:屋外×、屋内大×、屋内小○
お天気:晴れ、超暑い
観察時間:15:45~16:50

★本日知ったこと
・ショウ君が寝るときは、ガラス面のシャッターを閉める。
・ショウ君の最近の体調は良好。

★本日気付いたこと
・そういえば最近吐きもどしをしてる場面を見ない。
・瞼の腫れが結構すごいことになってきた。
 眼ヤニも出るみたいで、時々眼ヤニを取って食べてた。


・ショウさんは私が行くと、ほぼいつもガラスの前に来る。
 すぐには来ない。暫く経ってから、なんとなく
 ぶらぶら歩いてるついでに、ちょっとこの辺りに座って
 みるか、という感じで、偶然を装って私の目の前に座る。
 ショウ君的にさりげなさを装うところが、すごく可笑しい。

・ショウ君ファンらしき人が他に3人居た。

 
おわり
 

2010年8月29日日曜日

Gorilla 観察記 56:上野

2010.08.12(木)
観察場所:上野動物園
観察対象:ハオコ、トト、ナナ、モモコ、コモモ
      モモタロウ、ピーコ、ムサシ
お天気:曇り、時々雨
時間:13:20~18:30


◆本日、学んだこと、教えてもらったこと・世界の動物園にいるニシゴリラは900頭。
 マウンテンゴリラより数が多い。

・ハオコ君の名前の由来は、学者の名前の頭文字。
 ハンス・オットー・コフ(Hans Otto Kopff)

・モモタロウ君は、屋内でコモモちゃんを見る機会がある。
 お母さんのところに、最近チビちゃんが現れたことは
 知っている。
 屋内で他の大人ゴリラたちを見る機会もある。


◆第2放飼場のメンバーチェンジについて
(1)モモタロウ君→ピーコさんへの交代=14:15前後
 第1放飼場で14時のお食事タイムが終わり、ちょっと
 ジュースを買っている間にピーコさんにチェンジしてた。

(2)ピーコさん→ムサシ君への交代=17:00前後 17時頃、いつの間にかピーコさんが消え、
 第2放飼場に誰も居なくなってしまったので、
 第1放飼場へ行き、10分後くらいに第2放飼場に
 戻ってきたら、既にムサシ君が登場しており、
 新たに投入されたと思しき夕食をのんびり食べてた。
 第2放飼場のメンバーチェンジの瞬間を見るのは
 なかなか難易度が高い。

 でも、今日もムサシ君のご帰宅シーンは見れた。
 飼育員さんに呼ばれ、駆け寄る姿がかわいらしい。


◆その他
・ムサシ君は木の枝まで、バリバリ食べちゃう。
・今日もハオコ君はイライラしている感じだった。
 気苦労が多そうで、お気の毒。



・モモタロウ君
momotarou ・ハンス・オットー・コフ氏。かっこいい名前。Haoko ・ハオコ君作成のベッド。
 これをつくりながら、頭をかきむしってた。
・トトちゃん。今日もガン見された。
toto ・ナナちゃん
nana ・モモコ様&コモモちゃん
momoko&komomo
komomo
momoko&komomo ・モモコ親子&トトさん。コモモちゃんは熟睡中
momoko&komomo&toto
momoko&komomo&toto ・コモモちゃん、ずり落ちそうで怖い。
momoko&komomo&toto
momoko&komomo&toto ・ムサシ君。10分くらい目を離している隙に登場。
musashi ・枝までバリバリ食べちゃう。
musashi
musashi
コモモちゃんもかわいいけど、ムサシ君もかわいかった。

おわり
  
 

2010年8月26日木曜日

Gorilla 観察記 55:上野

2010.08.11(水)
観察場所:上野動物園
観察対象:ハオコ、トト、ナナ、モモコ、コモモ
       モモタロウ(09:30~13:30前後)
       ピーコ(13:30~16:30前後)
       ムサシ(16:30~18:30)    
お天気:晴れ、暑い
時間:09:30~18:30

◆今回の目標=ムサシ君に会う→達成
・今回こそ絶対ムサシ君に会おうと、長時間頑張った
 甲斐があり、1年ぶりにムサシ君に会えた。
 ムサシ君は、相変わらず見るからに人の良さそうな
 お顔をしていた。ムサシ君のつぶらな瞳を見れて嬉しい。

・寝部屋への帰宅時、飼育員さんが小窓から
 「ムサシ~」と呼びかけると、飼育員さんの所に
 かけよっていく様子も、とてもかわいかった。
 ムサシ君は、本当にラブリー。


◆本日、知ったこと

・与えるミルクに薬を混ぜることもあるけど、
 苦みを感じると、次から飲まなくなってしまう。
・動物園業界では、タロウ君のことを本名のゴリと呼ぶ。
・飼育員さんは朝7時に出勤する。

◆その他
・ハオコくんが不機嫌そうだった。
・モモタロウくんは、朝から午後1時半まで断続的に
 食べてた。すごい食欲。 さすが、男子高校生。



・朝一番のトトちゃん。
toto ・モモタロウ君
momotarou ・ハオコ氏
haoko ・ハオコ氏。かわいいなー
haoko ・頭をかきむしるハオコ氏。苦労が多そう。。
haoko
haoko ・ナナちゃん。。。
nana ・ピーコさん
pieko ・モモコ様&コモモちゃん
komomo
komomo
komomo
komomo
komomo
komomo
komomo
komomo ・午後4時半、遂にムサシ君に会えた~
musashi ・なんて、人の良さそうなお顔。
musashi
musashi ・ムサシ君は、手の握り方が変わってる。
musashi ・かわいい~
musashi
おわり
 

2010年8月15日日曜日

Gorilla 観察記 54:浜松

2010.08.08(日)

観察場所:浜松市動物園
観察対象:ゴリラのショウさん
環境:屋外×、屋内大×、屋内小○
お天気:曇
観察時間:朝

一か月ぶりに会う、ショウさん。

アフリカの密林の中を、スタスタ、どんどん、自由に
歩いていってしまう野生のゴリラ君を見た後だと、
ゴリラ君がこうして一か所にじーっとしていて動かず、
こちら側もじーっと動かず観察しているのが
どんなに不自然な形なのか、
前よりもずっと良くわかるようになった。

でも、ショウ君の運命はもう変わらないんだから、
この定められた環境の中で、できるだけ幸せに
暮らしてもらいたい。


その他メモ
1.動物園からのお知らせとして、「ショウ君の熱中症
 対策として、運動場とエアコンの効いた室内を移動
 できるようにしてあるので、お客さんから見えない時も
 あるけど、ショウ君の健康の為だから許してね」
 といった内容の張り紙が貼ってあった。全然、許す。

2.ショウ君の新しい紹介文ができてた。
 「臆病で甘えん坊、平和を愛するショウ君」と
 解説されてた。甘えん坊‥ 確かに。

おわり。
 
 

2010年8月9日月曜日

マウンテンゴリラ観察記(7)_復路

2010.07.23 10:40~11:45
Guhonda





★ゴリちゃんと会った後。

10:40~11:45
・普通ならマウンテンゴリラを見た後、ちょっと休憩し
 公園ガイドさんから、いろいろゴリラについての話を
 聞いた後に下山、ということになるらしいんだけど、
 私たちは、事情により早めに帰る必要が有り、
 休憩なしでそのまま帰途に就いた。

・帰りの道中も、ゾウやバッファローの足跡やウンコが
 あると、Patienceさんが教えてくれる。
 Patienceさんは、日本語の「ぞう」と「うんこ」という
 単語を覚えようとしていて、何度も「ぞう、うんこ」と
 つぶやいてた。

・私としては、本当にこの森の中をゾウやバッファローが
 歩いてるの~、と心の中では少し疑っていたが、
 帰り道に本当に3頭のバッファローに遭遇してしまった。
 バッファローは実際にこの目で見たから、きっとゾウ
 (マルミミゾウ?)も、本当に居るんだと思う。

・また、帰りの山道は、トゲトゲのイラクサ?だらけで、
 2~3回足にトゲがぐさりと刺さった。
 トゲが刺さった時は、すごい激痛を感じ、その後2日間
 刺さった箇所に赤いぶつぶつができた。
 その傷跡は日本に帰った後も1週間以上残っていて、
 会社で働いている時も、膝をさすりながら、ルワンダの
 熱帯雨林を懐かしく思い出すことができた(?)



・帰りも道なき道を進んでいく。よく迷子にならないな。
・少し開けた場所に、突然3頭のバッファローが登場。
 バッファローは本当に居た!!
 暫く、ヒトとバッファローで見つめあった後、
 トレッカーさんが ライフルを空に向けて撃つと
 バッファローちゃんたちは、森に移動していった。

 ライフルで動物を追い払うって嘘じゃなかったんだ。。
 本当にすごいところに来てしまっている、と
 改めて実感した出来事だった。 ・ぞう OR バッファローのうんこ。
・国立公園の石垣
・石垣を越えると、そこは畑。
 夢だったマウンテンゴリラトレッキングは、これで終了。


日本に帰って来てから、改めてマウンテンゴリラ関連の
書籍を見ると、グホンダ君は表紙になっていたり
いろいろな本によく写真が出ていることに気付いた。
スターゴリラだったんだね、グホンダ君。
それで、また余計に会いたくなってしまう。
また会いにいくまで、長生きしていてください。

最後に、Patienceさんに教えてもらったSabyinyo Grの
メンバーの名前をメモしておく。

Sabyinyo Gr 2010/07/23
・Guhonda (SB)
・Gihishamwotsi (BB)
・Gukunda
・Umuriwzi
・Kampanga
・Karema
・Shirimpumu
・Isheja
・Sacola


延々と続いたマウンテンゴリちゃん観察記はこれでおわり。

 

マウンテンゴリラ観察記(6)_山の斜面編2

2010.07.23 10:35~10:40 Guhonda






★ゴリちゃんとご対面 山の斜面編2


10:35~10:40
・残された観察時間もあとわずか、ということで
 トレッカーさんが、ゴリラさんたちがよく見える場所まで
 山を少し降りてくれた。

・すると、そこに、眼下に拡がる壮大な景色を
 一人静かに眺めるゴリラさんが‥。
 その様子は、ちょっと「動物」とは呼べない雰囲気を
 醸し出していた。

・そのゴリラさんが、おもむろにこちらを振り向くと、
 グホンダ氏だった。
 グホンダ氏は、こちらをじーっと見つめてくる。
 1~2枚写真を撮った後、カメラを置いて、
 グホンダ氏を見つめ返した。
 15秒くらいは、二人で見つめあったと思う。
 なんというか、言葉にできない感動体験だった。

・その後、グホンダ君は視線をそらし、
 ゆっくり、草むらの中に消えていった。
 そこで、時間切れ。
 私の感動マウンテンゴリラ体験は終了。



・一人静かに、景色を眺めるGuhonda君。
Guhonda ・Guhonda君が見ていたのは、こんな景色
・Guhonda君が、こちらを見てくる。
Guhonda
Guhonda ・じーっと見つめあった後、グホンダ君は横を向いて、
Guhonda ・草むらの中に消えていった。
Guhonda
Guhonda
・グホンダ君家族が居た場所を最後に振り返る。


つづく